再び「田舎暮らしの本」に紹介して頂きました

3月11日の大震災の2日前、「田舎暮らしの本」の取材を受けました。
雨や強風の日が続き、この日の天気が心配でしたが、散歩日和の快晴!
取材の方を、沖ノ島の絶景ポイントにご案内しました。安房ガイド養成講座のフィールドワークで、2週間前にも行った、周囲1kmほどの無人島。
この時、案内人の説明で、活断層を確認。まさか、この2日後に大地震がおきようとは想像もしていませんでした。
日差しが心地よく、海も穏やかで海草や貝拾いをしながら、さわやかな春風をほほに感じていました。
福島生まれで福島育ちの私は、震災後も、いまだに落ち着かない原発の問題で、自然に涙が溢れ、やるせない気持ちと無力感で一杯になることがあります。
何気ない日常、平穏な毎日、安心して眠れる夜。今まで当たり前すぎて感謝の気持ちなど意識してこなかったことに対し、そのありがたさを再認識。特に安心して眠れることが、精神的安定のためにいかに大切なことか実感しています。
なかなか、ブログの更新作業をする気持ちになれずにいましたが、友人からの「しばらく更新してないねぇ」のひとことに背中を押され、1歩踏み出すことにしてみました。ありがとう。
今は、まだ波打ち際を散歩する気持ちにはなれません。
でも、取材中、偶然お会いした素敵なご夫婦との出会は大切な思い出です。またいつの日か、穏やかな気持ちで、安心して海辺の散歩を楽しめる日が来ることを願っています。
4月1日発売の「田舎暮らしの本」P26、27に掲載して頂いたのですが、もう次号が発売されており、店頭にはないと思います。遅くなりましたが、ご報告させていただきます。
お金のかからない田舎暮らし」のタイトルで
お金のかからない田舎暮らし」のタイトルで

 

貝拾い
貝拾い

沖ノ島で拾った貝殻たち。巻いているのは大蛇貝。アクセサリーを作る時に、穴を開けなくてもそのまま使えるよう、自然の力で穴の開いた貝ばかり探していました。
自然の力はすばらしい!けど、時として脅威と化す。

貝をペンダントヘッドに
貝をペンダントヘッドに

手紡ぎ糸と麻紐を編み込み、ホワイトハートビーズとシルバーパーツでペンダントを作ってみました。

オオヘビガイ
オオヘビガイ

この巻き具合と、波により侵食された表情が気に入っています。

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