茶綿とシルクのMIX糸でカーディガン

茶綿の紡ぎ糸で

10年程前に柿渋染めしたシルクレーヨン素材のショール。
そのままでは、なかなか使う機会がなかったので、待望の綿用カーダーを早速使って紡いだコットンシルク(茶綿1:シルク1)の糸でネット編みを施し、着易いカーディガンにリメイク。
柿渋染めの布の色と光沢、感触を合わせるためである。
茶綿だけでは色が濃すぎ、少し違和感がありましたが、シルクをMIXすることで、色も光沢も感触も全く違和感が無くなったように思います。
袖の部分が柿渋染めのショールです。

襟元は自由にアレンジ可

今流行の、マーガレットより丈を長くすることで、ちょっと落ち着いた雰囲気で楽しめるようにしてみました。

カーディガンの全景
設計図
茶綿とシルクのMIX

自家栽培のオーガニックコットンでベストを作る

自家栽培のオーガニックコットンでベストを作る

2005年5月、綿の種蒔き。11月収穫、綿繰り(種取りはずし)、綿打ち、スピンドルで紡ぐ。
12月、紡ぎ終わった糸を蒸して撚り止め。糸を柿渋で染め、アルミ媒染、鉄媒染、消石灰媒染により色を染め分ける。
最も濃い茶は、茶綿そのものの色で、染めていません。黒っぽいのは鉄媒染、次に濃茶がアルミ媒染、最も薄い色が消石灰媒染です。裏地は、義母から頂いた着物の裾回し、シルクです。
慣れてくると、均一な糸が紡げるようになりましたが、私は、太さが不均一なスラブ糸が好きなので、ローラグを作る時、その巻き取り方向を変えてみました。
2006年1月、織り。2月、仕立て。

バックサイド

綿の実は、4~5室に分かれていて、その一室ごとに5~8個位種が入っています。
殻付きで100gの綿も、殻と種を取り除くと、約4分の1の重さになります。
綿屋さんに綿打ちを頼みに行ったのですが、2kgからおねがいできるそうです。
でも、茶綿は機械内の残存物の掃除に手間がかかるからちょっと・・・と断られてしまいました。
結局、ひたすらハンどカーダーで綿打ちしました。本当に家中が綿ぼこりで一杯になっちゃいました。

使用糸量:627m/225g(2.78番手)・・・横糸

残り物には福がある

ベストの肩と袖ぐりをカットした布でミニポシェットを作ってみました。
縫い目は付き合わせ、表は肩のラインの直線、裏は袖ぐりのカーブラインを生かして。
サイズ:12.5cm×14cm

ポッシェットのバックサイド

貧乏性の私は、余すとこなく使い切りでーす。