ケトルの持ち手ホルダー(フェルトワーク)

ずいぶん前に、フェルトワークで作ったケトルの持ち手ホルダーがボロになっていたのですが、やっと今日リメイクしました。
内側は黒一色です。
市販のものは布素材のものがほとんどですが、気に入ったものが見つからず、結局自分で作ってみたものです。
6〜7年は使ったでしょうか? 丈夫で長持ちです。ご苦労様・・・。
キッチンのアクセントに、赤をメインの楽しげな色合いにリメイク完了!
リメイク前のねんきの入った状態の写真、撮り忘れてしまいました・・。
フェルトワークは、気分転換になりますが、結構体力いります。
原毛をフェルト化させるためには、一箇所200回摩擦を与えるため、大きなものの場合、重労働です。今回は小さくてリメイクのため、ベースをそのまま生かし原毛を重ねフェルト化したため、短時間で終了でーす。

表と裏では少し模様の出方を変えてみました。

コイルヤーンのネックウォーマー(グリーン系)/メリノ・コリデール

素材:羊毛(メリノ・コリデール)
紡ぎ方:アートヤーン(コイルヤーン)
使用糸量:134g
編み針:12号棒針・12号かぎ針
サイズ:幅25㎝×長さ27㎝
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先日掲載したピンク系のコイルヤーンとの違いは、こちらの方が軽くてやわらかな風合いの糸に仕上がったということです。



空気を十分に入れ軽くて柔らかな糸にするために、ロールにしてスラブ糸を紡ぎ、コイルヤーンにしました。
コイルヤーンの基本は、軸糸に別糸をコイル状に巻きつけながら紡ぐ時、きつ過ぎずゆる過ぎず巻きつけることです。
均一な太さの糸を巻きつけても、表情豊かな糸にはなりません。


巻きつける糸を紡ぐのは、その長さを考えると、根気のいる仕事です。
それが、コイル状に巻き付けて行く行程に入ると、一変!
その表情が見る見る間に変わって行くのです。ついつい顔がほころんでしまいます。
大変身なのですから・・・。楽しくてわくわくしちゃいます。



コイルヤーンの強烈な個性を生かしつつも優しげな表情に仕上げたくて、コリデールでスラブ双糸に紡ぎ、コイルヤーンの間に編み込みました。白の効果は絶大で、私にとって頼りになる相棒です。

使い方はいろいろ・・・。
フェルトワークのブローチをお付けしてありますので、アレンジの幅が広がります。

コイルヤーンのネックウォーマー(ピンク系)/メリノ・コリデール

素材:羊毛(メリノ・コリデール)
紡ぎ方:アートヤーン(コイルヤーン)
使用糸量:134g
サイズ:幅25㎝×長さ25㎝
紡ぎ道具:マジャークラフト・リトルジェム(紡ぎ車)
編み針:12号棒針・12号かぎ針

コイルヤーンは、紡ぐのに時間がかかりますが、表情がとても豊かで魅力的です。手紡ぎ糸の楽しさをお伝えできたら嬉しく思います。
この個性豊かで自己主張の強い糸に、白のスラブ双糸を交互に編みこむことで、重たくならず、軽やかで優しい肌触りに仕上がりました。
アレンジの幅を広げたくて、上部を少し開け、フェルトワークのブローチをお付けしてあります。
軽いのにボリュームがあるので、首をすくめず背筋を伸ばして元気に歩いて頂けると思うのですが・・・。
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コイルヤーン

コイルヤーンは、その名の通り、軸となる糸にスラブ糸に紡いだ糸をコイル状に巻きつけて紡いだ糸です。必要糸の長さの何倍もの長さに紡ぎます。
ポイントは、きつ過ぎずゆるすぎずコイル状に巻きつけることです。
きつ過ぎると、ロープのようになってしまい、重くて硬くて編むのに適さなくなります。ゆるすぎると、コイルが安定せず動いてしまい、コイルが後ろにどんどんずれて溜まってしまい、きれいな編み地になりません。
いかに編み糸として使えるように仕上げるかが問われる糸です。
重いと使いにくい糸になってしまいます。見た目にはボリュームがあっても、軽やかでしなやか、優しい風合いで暖かい仕上がりを大切にしています。


コイルヤーンの個性豊かな表情です


フェルトワークの紫色のブローチをつけて・・・

コリー犬毛100パーセントの手紡ぎ糸でベスト+小物

コリー犬毛100パーセントの手紡ぎ糸で

愛犬の温もりを身にまとい、その思い出を身近に感じられたらというご希望から、ベスト・帽子・リストウォーマー・マフラー等、様々なアイテムにしてみました。
コリー犬は、毛足が長く、オーバーコートとアンダーコートの二重の被毛です。
白・茶・グレー・ベージュの犬毛を混ざり過ぎず点在させながら、コーディネイトし易いような糸を目指しました。
フェルト化が進んでいたので、一部その良さを生かしたのが、ちょっとごつっとした出方の白の部分です。
襟はへちま襟ですが、立てても使えます。
手紡ぎ糸の番手:2.049番手
使用糸量:241g
編み針:10号棒針
編み方:1段目は、表編み、裏編みを交互に。2段目は表から見ると表編みのみ(裏編みで戻ってくることになる)これをリピート。
編みあがり後、湯通しすると編地が横伸びするので、必ずゲージを取り、湯通し前と後のサイズを測りその比率を記録、計算して編み目の数を決定することが大切です。
以前、この模様編みで夫のセーターを編み、仕上げに湯通ししたら、MサイズのはずがLLサイズになってしまい、本当に涙が流れてきたことがあります。結局解いて計算しなおし編み直しました。
その貴重な経験以降、見本の試作は時間がかかっても丁寧で慎重にすることが、何よりも大切であり近道と肝に命じています。

襟にオプションをプラス

毛質上、紡ぐとモヘアの様な起毛となるため、その起毛を抑るため紡ぎかたを変えて薄手のマフラーをつけました。ベストのボタンは全て形が異なります。
通常は、ボタン無しで前開きのままラフに羽織るように作っておりますが、今回は、寒さが厳しい時に便利なようにボタン付きに。(4個とも異なる形です)

濃茶の薄手マフラー

濃茶の部分は毛足は短かったのですが細くふわふわだったので、セミウーステッド(空気を追い出しながら糸のふくらみを押さえ、起毛も押さえるため)に紡いでみました。
使用糸量:30g
色の異なる犬毛を丸・三角・四角のフェルトにしてブローチでアクセントを

犬毛ホルダー

思い出一杯の愛犬たちのふわふわ感触を残しておきたいなぁと思い、こんな形にしてみました。犬毛糸で編んだ犬毛ホルダーで、そのままの感触を包み込んで。

犬毛ホルダー
お守り

ポケットやバックに入れて持ち歩けるように、お守り袋を。犬毛糸で織りボタンは犬毛をフェルト化。その中に大切な犬毛を入れます。

紡ぎ方の異なる二つの帽子に

左側はスラブ糸に。右側は、それよりも起毛を抑えるためにセミウーステッドに。
表情が違うのをお分かりいただけるでしょうか?
ガーター編みでフリーサイズ。

リストウォーマー2種

リストウォーマーも、あまり起毛していないほうが使い易いので、セミウーステッドの糸に。手首、足首両方に使えます。保温性があり、寒い冬は家の中でも簡単に着脱できて便利なアイテムです。

携帯ストラップとブローチ

携帯ストラップは、いつでも身に着けられるアイテムとして。
ブローチは、遊び心でベストやマフラーに、その他コートや帽子にも使っていただけます。

 

ドライブ編み+鹿の子編みのマフラー

ドライブ編み+鹿の子編みのマフラー

ドライブ編みと一目鹿の子編みを組み合わせたマフラーです。カーダーでMIXすると色が混ざり過ぎてしまうため、手でMIX。表情豊かな糸になりました。
房はフェルト化させ、マフラーの長さを短めにして、胸元に下がる房を強調してみました。

フェルトワークの房

手紡ぎ糸を芯にして、原毛で包み、1本ずつ丁寧にフェルト化。

使い方いろいろ
少し幅広に