久しぶりのイギリス Food編

友人のご両親宅へ2泊3日で出かけ、近くのPuxton Parkに出かけました。
豚や山羊、羊、馬、牛などの動物たちと触れ合え、ボート遊びをしたり遊んだり食事ができるParkです。フリーマーケットや様々なイベントが頻繁に開催されるとのこと。
チーズなどの加工品や肉などが直売所で販売されていました。


ラム肉の塊に詰め物をしてあります。
左端は、ブラックプディング。ソーセージの一種ですが、血液を加えて作るためこのような色になります。プディングと言うから、プリンのようなものかと思いきや、血の入ったソーセージとは・・・。お隣の黄色いのはアプリコットの詰め物。緑の詰め物は、ハーブと何かをMIXした物だったように記憶しています。


日本と違い、基本的にお肉は塊で売っています。


チーズの種類の多さと安さにはびっくりです!
本当に羨ましくなってしまいます。特に青カビのスチルトンは大好きなのですが、日本では見たことのないスモークタイプがあったので、2種類買ってみました。


あまり強すぎないスモーキータイプのチーズ。もともと青カビタイプ自体が十分に個性的なテイトなので、それをまろやかにしてくれているように感じました。美味しいでーす!


イギリス滞在中に、どんどん円安が進みポンドを使うたびに高いと感じました。
しかし、スーパーに行っても、パンとチーズの種類が豊富で安く羨ましく思いました。

Farm Stay part3

Fernhill Farmの母屋です。
1階部分に宿泊。2階から上がご家族の住まいになっています。
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携帯電話は圏外で通じませんでした。
Wi-Fiは、限られたスペースのみで使用可。
Farmは広すぎて、着いてからしばらくの間、人の気配が全くなく不安になってしまいました。

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宿泊スペースは落ち着いた雰囲気で、ゆっくり眠れました。

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宿泊には、食事のサービスはありません。
野菜と卵は、自由にとって料理ができるようになっていました。

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大きなビニールハウスの中で自家栽培の野菜たち。
寒さから守るため、野菜の根元に羊毛を敷いています。

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左はナチュラルカラーの洗い済み原毛。右側は野菜で染めた原毛です。
これは、AndyさんのパートナーのJenさんの仕事。
雨水を大きなタンクに貯め置き、その中に毛刈りした原毛を入れ、バクテリアの働きで原毛に着いている藁ゴミや虫を綺麗に除去。表面のラノリンも自然に雨水の表面に浮き上がります。
表面に脂分があると染料が入らないので、洗いの行程は必須です。

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卵と野菜は、Farmのものを頂きボイル。シンプルクッキングです。
ボイルした野菜の上に、チーズをスライスして乗せてみました。
持参したパン、果物、インスタント味噌汁で朝食を。

Farm Stay Part2

Andyさんは、England Sheep Shearing team のメンバー。
毛刈りのチャンピオンのみに与えられる名誉です。
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Andyさんの手にかかると、巨体の羊さんもこの通り。全くあばれることなくなすがままです。
あっという間に毛刈りが終わってしまいました。

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毛刈りが終わったものは、fleece(フリース)と言います。

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両脇を中央にたたみ、縦に巻き上げ、毛刈り終了です。

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この日は、毛刈りの体験講座が開かれました。
Andyさんの説明に、熱心に耳を傾ける参加者5名。

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いよいよ実習開始!
小さなシェットランドシープにも拘わらず、悪戦苦闘する参加者たち。
皆汗だくになり、羊を傷つけないように気をつけながら…。
Andyさんいわく、毛刈りのコツは「羊の動きに逆らわないこと、力でねじ伏せようとしないこと」だそうです。重心を保てるようセルフコントロール。
「言うは易く、行うは難し」のようです。

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Teeswater ram  × Shetland ewe  11ヶ月
ティーズウォーターとシェットランドを掛け合わせた羊さんのfleeceです。
写真よりずっと光沢があり、ステイプルが長く、魅力的。
購入いたしました。ウーステッドに紡ぐのが楽しみです。

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上の写真と同じfleece の、上質なステイプルの部分です。

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Coloured BFL ram × Shetland ewe  11ヶ月
ブルーフェイスレイセスターとシェットランドの掛け合わせ
ステイプルがとっても綺麗!こちらも購入。
写真ではわかり難いのですが、部位により色目が微妙に異なるので、紡ぎ分けるのが楽しみです。

久しぶりのイギリスへ(羊に会いにFarm Stay)

4月から5月にかけ、3週間ほど、久しぶりにイギリスに行って来ました。
ヒースロー空港から西へ高速バスで2時間のブリストルに住む友人宅に居候。
日本食の大好きなイギリス人家族なので、いつもスーツケース一杯に日本食の素材を詰め込んで出掛けます。
台所仕事をよくする人を「キッチンエンジェル」と呼ぶのだそうで、私はエンジェルと呼ばれ気を良くして、料理を楽しみました。

今回のイギリス行きは、羊さんに会うのが大きな目的のひとつでした。
毛刈りの時期の前に行かないと、ふさふさの羊さんに会えないので、この時期のFarm Stayをしました。ちょうど出産時期で牧場は大忙し。
羊の毛質のみならず、羊について詳しい話が聞けたことはとても貴重な経験でした。


Ferahill Farm に Farm Stay をしました。牧場主のAndy さん。
その身のこなしは常に穏やかで必要最小限の動き。まるで太極拳のような動きに、私ははっとしました。ちなみに私は、未熟ながら少々太極拳の心得が・・・。
挨拶を交わした時、土にまみれたAndyさんのその手から羊飼いとしての誇りが伝わり、とても印象的な出会いでした。


シェットランドシープの群
子供を気遣う母羊と生まれて間もない子羊


シェットランドシープは、世界一小さな羊さん


この母羊は、前日2頭の赤ちゃんを出産。しかし、1頭が出産直後に死亡。別の母羊も同じく前日に出産したのですが、育児拒否。そのままでは赤ちゃんが死んでしまいます。
そこで、Andyさんは亡くなった羊の毛皮を、お母さんに育児拒否された赤ちゃん羊に着せました。
亡くなった我子を探していた母親は、匂いで我子を認識するので、その習性を生かします。
赤ちゃん羊が無事養母のお乳を飲んでいるところです。


春は出産で大忙し。通常、羊は1頭から3頭の赤ちゃんを出産。
1頭産み終わると、他の雌羊も手伝って赤ちゃんの胎盤をなめ、赤ちゃんの体を刺激。
そうすることで、できるだけ早く環境に対応できるようにするのだそうです。
2頭目を出産している間は、他の雌羊が1頭目の世話をします。しかし、稀に実の母から赤ちゃんを奪おうとすることもあるのだとか・・・。